悪路を颯爽と走る勇ましいトヨタ・ランドクルーザーは戦後から現在に続く
戦争中に、トヨタは日本陸軍用の四輪駆動車を製造した
今では高い評価を受けて世界中に認知されているトヨタのクロスカントリー車・ランドクルーザーは長い歴史と独自の性能、そして力強い走りを見せつけることで有名だ。しかしその原点となるのが戦時中トヨタが開発した日本陸軍用の四式小型貨物車で、今のランドクルーザーとは全然見た目も性能も劣っていた。しかしこれがどんどん発展して、現在でも馴染みある車となる。
初詣警備に当たるランクル覆面(遊撃警護車) 同警備に現れるのは恐らく初かと pic.twitter.com/Ao4u3dZNRU
— エスハイ (@esuhai1991p) 2019年1月1日
今日は友人がはるばる遊びに来てくれたので友人のランクルと撮影会(^ω^)
— ななな (@kvho3zz) 2018年12月28日
なななが乗ってるより友人が跨った方がバイク映えるのはなんなん?
おこです( ˘ω˘ ) pic.twitter.com/J2QnjiPVK8
旦那、今日の夜からボード行っちゃう
— みなりん*B’z垢 (@minarin_178) 2019年1月3日
(´;Д;`)明日の夕方帰ってきて、夜からまた行くらしい(´;Д;`)
去年パジェロくんがこんなんなって廃車なったからもう心配なんだ(´;Д;`)ランクルさん、どうか気をつけて。。
スタッドレス過信したらいかんよ。。 pic.twitter.com/vo1VledUCM
初代は日本を守る警察予備隊が使うのにふさわしいトヨタ・ジープBJ型だった
現在では陸上自衛隊という名前になっている警察予備隊へ受け入れてもらえることを狙って、1951年トヨタ・ジープBJ型が開発された。これは前輪と後輪が共に駆動できる4WDを取り入れていて、肝心のエンジン及び動力を伝えるトランスミッションもトラックに使われているものを使い、最初はトヨタ・ジープBJという名前だったが、ジープはすでに商標登録されていたため1954年にランドクルーザーに改正した。
1955年から1960年にかけてモデルチェンジを行い、一般にも使いやすい20系に
初めてモデルチェンジが行われたランドクルーザーは、乗り心地を大幅に改善して水冷直列6気筒OHVガソリンエンジンまたはF型ガソリンエンジン 水冷直列6気筒を搭載した20系になった。それと同時に本格的な海外進出を果たしてますますランドクルーザーの知名度を上げていった。
24年間ものロングセラーとなり世界中で愛された、ランドクルーザー40系
20系にフルモデルチェンジが加わって、1960年40系が誕生。土台のシャーシを改善してディーゼルエンジンB型に変更してからはRVとして人気を集めたが、1974年に起こったオイルショックによってエンジンを変更したこともある。しかしそれでも色々なモデルが登場し、発売は24年間も継続した。
クロスカントリー車と安全性の要素にこだわった55、56型
今度のランドクルーザーは今までのように軍隊が使うようなボディスタイルではなく、一般向けの車らしいボディとなった。さらに説明するとホイールベースが延長され一番後ろのトランクは手前に引っ張って開ける両開きの扉となり、抜群の加速力を出せる56型エンジンも加わったので、日本国内だけではなく北米やオーストラリアにも進出し、大ヒットを収めた。
1980年から平成が始まって間もない頃まで展開した60系
「静粛性と乗り心地を兼ね備えた四輪駆動車」の肩書きを持つ60系は、コンクリートで舗装されたオンロードでも走行しやすいように工夫していて、ガソリンエンジンだけではなくディーゼルエンジンの種類もある。その上日常でも使いやすいように全体に豪華なラグジュアリー印象を取り入れて、豊富なラインナップをそろえた。
ランドクルーザーにふさわしい礎を築いた70系は、10年後に記念モデルも発売した
激しい仕様に耐えられるヘビーデューティーモデルに仕上げた70系は、1984~2004年までの20年間に活躍した。もちろん走破性と耐久性をどこまでも追及して76バン、76セミロング、73ミドルボディーなどのバリエーションも追加され、一度は生産を終了してしまったがそこから10年後、70シリーズの発売30周年を記念してより現代らしいボディやV6・4.0 Lの1GR-FE型エンジンを加えた「記念復活モデル」が発売された。
ランドクルーザー70シリーズは昭和59年(1984年)生まれなので、今年でめでたく35歳になる訳ですが
— しろいとらっく ななまるさん (@GRJ79K) 2019年1月2日
←が平成元年(1989年)当時の70さん
こちらが平成31年(2019年)現在の70さん→
あと何年生産が続くのかわかりませんが、なるべく長生きして欲しいです(^^) pic.twitter.com/Giq68Y9Pfd
ランドクルーザー70シリーズ 全輌国内で生産し、月に7000台以上売れているトヨタの影の屋台骨。30年前の誕生時から基本設計が変わってない。4.2L 直6 1HZや4.5L V8 1VDディーゼルを搭載。命を安心して預けられる頼れる相棒。日本での再々販、米国での正式販売の声高し pic.twitter.com/Zd0R8PuG1O
— 個性的な車を偏見で語るbot (@kuroiroSURFbot) 2019年1月2日
高級SUVの名を欲しいままにした80系は北米やオーストラリアの大地も駆け抜ける!
ボディを今までよりも一回り大きくして少し角を丸くして、今までのようなクロスカントリー車から高級SUV(スポーツ用多目的車)へと華麗なる変身を遂げた。もちろん互いに連携しているパワートレインやエンジン、トランスミッションもそれにふさわしいものに変わり、これまでのランドクルーザーと同じように悪路でも楽々走行できる性能は一切変わっていない。そして日本よりもはるかに広い北米やオーストラリアの大地に向けて海外進出も決まった。
80系ランドクルーザー
— 廃人 (@tsurunissan49) 2018年7月15日
この車体色はウルトラマンカラーなんて名前で呼ばれているらしい pic.twitter.com/H9bWLJCBa0
トヨタ ランドクルーザー 80系
— ヴィク・ギロリー (@643Vic_Sienna) 2018年3月30日
アクセルの踏み込む感覚がアベンジャーと全然違うから慣れるのに時間がかかりそうだが運転していて楽しかった。ただ車高が高いから車線とかはみ出そうになったw pic.twitter.com/HuzrqONmv4
「@k805005さん」の80系ランドクルーザーです。大きくて迫力がありますね!人間に例えると硬派で男らしい日本男児でしょうか(勝手にすみません><)やはり黒い車の夜撮は難しいですね… pic.twitter.com/36JT5SbeIM
— ぶーばー (@sheshecooper) 2014年10月12日
そして今、世界で認められる本格4WDの100系が誕生し、最高峰へ達した
ランドクルーザーは80系まで進展しても、決して止まることなくさらに上を行くような進展を目指す。1998年に誕生した100系は、今までを超える強靭な力を発揮して高級感も併せ持つ「プレミアムSUV」として認められた。V8ガソリンエンジン及び最高出力205PSの1HD-FTEのディーゼルエンジン、独立懸架方式の安定装置・サスペンションを採用したことで、高速道路での安定した走行や静粛性を保つことができた。お気に入りの種類が見つかるように様々なスタイルも取り入れていて、まさにランドクルーザーの最高峰という言葉が似合う。
200系には歴代のランドクルーザーを意識させるデザインと力強いエンジン、駆動システムがある
これまで紹介してきたランドクルーザーは、世界のあらゆる厳しい道で鍛えられてどんどん進化を遂げているトヨタ自慢の4WD車と言える。もちろん多くの人からの信頼もあり、60年以上たっても未だに衰えることなく世界中で認められているのだ。
そして今とうとう200系に登りつめたランドクルーザーは今まで受け継がれてきた走行能力だけではなく、燃費を向上させたりマイナーチェンジで加えられた最新の安全機能をしっかりと備え付けているので、いかにもトヨタ独自の飽くなき堂々とした追求が込められていると感じる。
COBBYでは次期ランドクルーザー300系へのフルモデルチェンジ情報も紹介されている
ハイブリッドモデルが追加される次期ランクル300のフルモデルチェンジ情報をチェック
先進の衝突回避技術を導入したランドクルーザー・プラド
今発売されているランドクルーザーの中には、派生となる「ランドクルーザー・プラド」もある。これは普通のランドクルーザーとどう違うのか説明すると、正面にあるフロントガラスを刷新してライトのデザインも変更して力強い正面を見せつけている、中のインテリアもゆったりとくつろげるように工夫されていて、クリーンディーゼルとガソリンの2種類があるエンジンでどんな道も楽々走れることはもちろん、さらに忘れてはならないのが歩行者や他の車を認識して衝突を避ける最新の安全装備が搭載されたことが当てはまる。