スポーツ性あふれる乗用車として好成績を収めたトヨタ・セリカ
70年代に一世を風靡したトヨタ自慢の名車・セリカにはこんな魅力があった!
1970年代に誕生したセリカは、トヨタの先進的でスポーティーな車として長い間受け継がれてきた。その歴史は残念ながら2006年に終わってしまったが、日本国内や世界中のファンがたくさんいて、スペイン語で「神々しい」という意味の名前を持ち、どの世代にも斬新なデザインが取り入れられたことも当てはまるので、トヨタが誇る栄光となったことは確かだ。
初代に登場したセリカは「ダルマ」の愛称で親しまれた
一番初めのセリカは1970年から1977年までの間に流通した2ドアハードトップクーペで、「未来の国からやってきたセリカ」というキャッチフレーズが掲げられた。当時はモータリゼーション時代で高速道路が全線開通したこともあったので、よりセリカは波に乗って今まで通りのセダンでは味わえないスポーティー性が加えられ、ボディデザインもちょっとふくよかなので「ダルマ」というニックネームで愛された。
今日の仕事帰り、思うところあっていつもと違う裏通りっぽい道を遠回り気味に通ったんだけど、フト目にした廃工場みたいな建物の敷地に初代セリカXXの草ヒロが…!
— 時雨堂 (@siguredou) 2019年1月7日
滅多に見ない車種だったんで興奮が修まりませんでしたわw
ちなみに周辺には3代目セルシオ&エスティマ、レガシィTWの姿も #草ヒロ pic.twitter.com/sSFXBlgKW8
ネットテレビつけたら初代スープラが…懐かしみ。
— BONー2 (@bon_two) 2019年1月5日
日本ではセリカXX(ダブルエックス)
この隠しライトかカッコよかった。 pic.twitter.com/Ewgs0Cka03
そうです。FFのレイアウトを前後逆にして低コストでミッドシップを作りました。初代はAE86などと同じ4AG(1600cc)、2代目はセリカなどと同じ3SG(2000cc)を載せてました。きっとお高くなるでしょうね~😢
— ずっくん@心のホットステーション♪ (@suzukkun) 2019年1月3日
今の86より高くなるでしょうから400万前後とかでしょうか?
同じくトヨタで製造したカリーナと似ている部分がある2代目は、シャープな印象
1977年にフルモデルチェンジが行われ2代目に突入すると、日本初の三次元曲面サイドガラスが使われてシングルキャブ、ツインキャブなどの6種類もあるエンジンが搭載されて1978年にはこれを上回る上級モデル・セリカXXも登場した。さらに排出ガス規制に応えるためによりよい改良が加えられて、衝撃吸収バンパーを強くする、正面にあるヘッドライトを角型にするなどのマイナーチェンジも行われた。
3代目は世界、新CELICAを掲げているほど素晴らしい
今度はターゲットを若い人に絞り、空気抵抗を減らすためにボディ全体に直線を巡らせて鋭い印象を作り、1,600ccやDOHCなど4種類もあるエンジンを搭載している。生産販売期間は1981年から1985年までの短い間だったが、その間でもマイナーチェンジが行われミラーやエンジンが改良され、1984年ケニアで行われたサファリラリーで3回も優勝したことが誇りだ。
関西舞子
— kazu (@celica_18rg) 2018年11月18日
3代目セリカが3台もおった pic.twitter.com/cF8oMme9cj
そいえば昨日支笏湖通った時にポロピナイ湖畔んとこに初めて見るクソかっこいい車あったからオーナーさんに写真撮らせてもらって話聞いてきた!
— らりのて♻ちゃらさむ (@aaahophone) 2018年9月30日
3代目セリカらしく… むちゃ綺麗でかっこよかった pic.twitter.com/HyFMGlIW2Q
3代目セリカはセリカ最後のFRモデルですね。またリトラクタブルライトを採用してより精悍になり、兄弟車コロナやカリーナと共にツインカムターボを途中追加してFRと合わせて走りにこだわっていましたね。 pic.twitter.com/c9oPo2Oraf
— Mr.Nu (@nu92101) 2017年4月6日
前輪駆動へ進展した4代目は昭和の終わりまで続いた
バブル景気に突入した1985年、セリカは4代目に突入した。ボディ全体を流動感ある曲線でまとめて今までのような後輪駆動ではなくFF(前輪駆動)を取り入れるなどの大変革を起こした。ちなみにエンジンは最初4気筒版のみだったがGT-FOUR(ST165型)やDOHCも取り入れて、ターボを装着して馬力を185psまで上げ、さらにはトヨタで初めて4WDを採用したGT-Fourが加わったので、平成に入る前にトヨタの素晴らしい快挙が果たせたと実感できる。
平成の時代になっても、セリカの歴史は続く
昭和の平成の境目となる1989年から1993年にかけて、5代目へとモデルチェンジが行われた。今までのセリカにはない個性的な形状のボディ、高性能エンジンの搭載とより強靭になったサスペンション(懸架装置)及びシャシー、4WDのものには必要な時だけ差動を制限するリミテッド・スリップ・デフが取り入れられ、さらにはラリー競技に参加するための特別車両も作られた。ちなみに5代目はまるで未来にありそうなスタイリングを取り入れているように見える。
スポーツ性を重視した6代目・GT-FOURは力強い走行が自慢
5代目が終わって6代目に発展すると、今までのものより一回り上回るスポーツ性が加わった。タイヤ及び軸を支えるシャシーはより強度が上がり、全体の重量は20kg軽くなったことを始め、高い性能のサスペンションやツインカムターボ3S-GTEを搭載して多くの人から高評価を獲得した。同じく製造された最上級モデルには新たに開発したパーストラットサスペンションを取り入れ、ハンドリングしやすいものになったのも特徴。
syamuさんがイニDで使った車🚗
— ちょこ㌠ (@_cho20_) 2018年12月18日
6代目セリカですね。
距離数・グレード問わないなら比較的安価なタマがある車種ですね。
次の型よりぼくもこっちの丸目のが好きだったりします。 pic.twitter.com/9cl3523SfU
トヨタ セリカ [ST202型]
— 名車・珍車bot (@great_cars_bot) 2018年12月2日
6代目セリカであり丸型4灯ヘッドライトを特徴とする。
スーパーストラットサスペンション装着するグレードがあり、MT車にはビスカスLSDが搭載される。
より一層高められたスポーツドライビングを実現した。pic.twitter.com/AgOpm9KTln
(おっ…後ろに四つ目セリカおるな…)
— 昆布だし@日本一周延期中 (@yukerakanPRO) 2018年10月28日
(6代目セリカと7代目セリカでつるんで走ってるみたいやなぁ…)
(…ん?左から車入ろうとしてるな、入れたろ)
「またセリカやんけ!しかも同じ7代目の黒!」
この後しばらく三台のセリカで走ってました pic.twitter.com/vZu6HE6j4t
「トヨタ・セリカ GT-FOUR」 (ST205)
— なしお2019@絵の依頼募集中! (@m_k_u_o) 2018年9月7日
今回のクイズの正解は、6代目セリカのGT-FOURでした❗
グレードまでは問わないので、6代目セリカでOKです😊
(正解者は別途発表) pic.twitter.com/SaM95fxw6F
2006年まで駆け抜けた7代目で、36年も続いたセリカの歴史は幕を閉じた
1999年に再びフルモデルチェンジが行われ、荷物を置くトランクに該当するリアデッキが備わったセリカが誕生した。これまでの種類と比べてみるとタイヤ同士の距離が長くて高速道路でも安定して走行できるような工夫が加わっていることを始め、FF仕様リアサスペンションが固定車軸となったり最大で145ps~190psの馬力を発揮できるエンジンが搭載されたことが最大の自慢となる。そしてあれだけ目立っていたトヨタのセリカは2006年に終わりを迎える。
何と、2019年夏にセリカが新型に生まれ変わって復活する見込みがある!
これまで紹介してきたトヨタの看板車種・セリカはカッコいいスポーツカーとして注目を集めた。当然多くのファンもいたが、名残惜しさを遺すように終わってしまった。しかし車情報サイトのCOBBYに紹介されている情報では2019年の夏にセリカは新型モデルになって発売される可能性があるという。
その特徴は往年の頃にも負けないくらいの高い性能を持つパワートレインや、今求められている衝突回避などの安全性や、燃費を20km/L以上にすることができるなどが当てはまる。