トヨタとヤマハの最強タッグで生み出されたスポーツカー・2000GT
トヨタ2000GTは伝説のスポーツカー
日本自動車博物館シリーズ、続いて、トヨタ2000GT!
— ゆるーくクルマと楽しもう!byハマックス@メインカルチャーもサブカルも仲良くしたいさせたい人 (@hamaxgoon) 2018年12月13日
昨日のダルマセリカもカッコよかったけど、2000GT、今見てもボディラインが美しすぎる!! 未だ現役で走ってる2000GTもいるんですよね。また走ってる勇姿をぜひ見たいです✨✨#日本自動車博物館#トヨタ2000GT#2000GT#往年の名車 pic.twitter.com/8mtbIUDZHe
ヤマハが輪参入断念というニュースが流れてちょっとショックなので、ヤマハがかつてトヨタと協業して作った名車中の名車、2000GT の漫画を再掲します😭(つづくよ)#バイクメーカー擬人化 #車メーカー擬人化 #2000GT pic.twitter.com/whXod2Xdvx
— バイクメーカー擬人化描いてる人(もるん/MOLN) (@MOLN2RNG) 2018年12月11日
今までにないデザインと軽快なオープンボディを取り入れて斬新なスポーツカーに仕上げた
トヨタ自動車は1960年代前半に、より自社のイメージアップに貢献できるようなスポーツカーを考案した。
ちなみにその頃のトヨタはまだスポーツカーを開発していなかったので、どうせ作るなら他のメーカーが思いつかないような斬新なデザイン、先進メカニズムを取り入れようと考えた。こうして基礎研究と基礎設計が進められ、肝心の設計図が完成したのだ。
ヤマハ発動機と提携を結んで開発を1歩ずつ進めた
楽器や車のエンジン、機械を動かすモーターでお馴染みのヤマハ発動機の技術と、トヨタの技術が融合してより2リットル直列6気筒高性能エンジンやトランスミッション、ディファレンシャルギアという装置が備わったスポーツカーになった。しかし肝心のエンジンなど動くのに欠かせない部分はほとんどヤマハが開発したので、これをトヨタの銘柄として発売するのはいかがなものかという議論も上がったのだ。
一般に発売される前はスピード・トライアルに参加して素晴らしい成績を修めた
日本国内や世界で発売する前の2000GTは、高速自動車試験場で国際記録となるようなスピード記録に挑んだ。その後日本グランプリ耐久レースでも勝利し、ますますあちこちから信頼できる車となった。そして「007は二度死ぬ」映画でこの車を使いたいというオファーがあり、映画によってより知名度が上がった。
1967年5月、ついにトヨタ2000GTが一般に向けて発売された
・トミカプレミアム タカラトミーモール限定 トヨタ2000GT
— sugisan (不定期更新) (@sugimachi3_8866) 2018年12月16日
SCALE 1/59
サスペンション/左右ドア開閉
2000GTというと「白」のイメージが強いかもしれませんが、前期型は白・シルバー・赤の3色。後期型からはグリーン・ブルーが追加され、合計5色から選べたそうです。#トミカ#タカラトミー pic.twitter.com/6xOTPk99Vf
#ドリスピ愛車自慢キャンペーン
— 70SUPRAのお饅頭屋さん (@TdBbRC3UjHbKiLF) 2018年12月16日
一番好きな車
2000GTはペガサスホワイトがメジャーなんですけどあえて限定3台のゴールドにノーマルボディーで
ホイールはBBSにしました
背景は車の時代を合わせました
かっこいい pic.twitter.com/QSRl0LqBmn
トヨタとヤマハの協力によって生み出された2000GTがやっと一般に向けて発売されることになった。ちなみに価格はトヨタ自慢の高級車・クラウンの2倍となる238万円で、大抵の人にはとても手が出せなかった。しかし販売開始から2年後になるとマイナーチェンジが行われ、一番初めに登場した車種、1次改良が加わった車種、2次改良が加わった車種の3種類が並んだ。さらに2,253 cc エンジンを加えた2300GTというモデルも生産・発売されているが、その名前は正式名称ではなくきちんとした正式名称は今でも不明である。
マイナーチェンジによってより外観や内装もよくなり、トランスミッションも選べるようになった
伝説のトヨタ2000GTが復活するという噂も 初代から2代目になるようにマイナーチェンジを行うことで、オートマチックのトランスミッションも選べたり、重量配分のバランスもよくなった。もちろんボディにも高度なテクノロジーが込められていてどこから見ても素晴らしいと言えるように形状も整えた。そして内装は速度を示すメーターをまとめる部分は木目調、肝心のハンドル部分は黒いレザー生地が巻き付けられていて、より上質なインテリアを醸し出している。
外側にまとうボディーカラー・シャーシ・エンジンなどをまとめるパワーユニットの特徴
長いボンネットを持つボディーは全体が芸術的な曲線でまとまっていることで評価が高い。それに合わせる色は
純真無垢な白のペガサスホワイト、情熱的な赤のソーラーレッド、磨かれたプラチナのように輝くサンダーシルバーメタリックが挙げられ、後期型で加わった楽しさがあるベラトリックスイエロー、深い緑色のアトランティスグリーン、神秘的な青色のトワイライトターコイズメタリックがあって、よりメタリック感を強調した特別な色・アフレアゴールドがある。そして車を動かすのに欠かせないタイヤを繋いでいるシャーシとエンジンも含まれるパワーユニットは当時最高だった直列6気筒7ベアリングSOHCエンジンを取り入れていたおかげで、最高速度が時速220kmにも達したのだ。 2000GTの驚きの価格とは?
肝心の生産台数は3年間で337台だが、十分なイメージカーとしての務めを果たした
先ほど説明したようにトヨタ2000GTはクラウンを上回る素人ではなかなか手が出せない高級車だったので、どんなに性能をよくしてもマイナーチェンジを行っていても、あまり売れなかったのが現実だった。当然赤字生産が続いたけれど、十分にトヨタのイメージを上げてくれたから1970年に製造を止めることとした。
50周年の節目を迎えても9割が日本に残っていて高いプレミア価値が付いている
2017年に生誕50周年を迎えたトヨタ2000GTは、車のイベントでも展示されて多くの人の注目を集めており、現在でも日本に9割が残っている驚きの事実がある。さらにそのイベントではスピードトライアルに携わった人や開発に力を入れた人の対談も行われて、当時の2000GTに対する思いをぶつけあったのだ。そして2000GTはたった337台しか売れなかったが、オークションで約1億1800万円もの落札価格が付いた。例え手に入れることができなかったとしても、生産が短い年数で終わってしまっても、多くの車好きの人を唸らせたことがひしひしと伝わってくる。
トヨタ2000GTの素晴らしさが生かされた車が再び進出する見込みがある
伝説のスポーツカーとして有名なトヨタ 2000GTは、現代にふさわしい姿になって復活するのではないかという噂が上がっている。形状は初代及びマイナーチェンジされた時と同じように前のボンネットが長いけれど、プリウスやクラウンにも負けないシャープな線が行き届いている