昭和が誇るワンボックスカーだったトヨタ・ミニエースの魅力に迫る!
今主流となっているトヨタミニバンの原点は、ミニエースという小型トラックだった
クラシックカーミーティングはフリマが目的で行ったので、実車はあまり見ていないのですが…
— ALTIS@期間限定 (@SV20_AXVH70) 2018年10月29日
ざっと見た感じで好みの車はこのミニエースでした。 pic.twitter.com/HYU4ixnaf9
1967年11月に、トヨタはたくさんの荷物を運ぶのに便利な小型トラック・ミニエースを製造した。搭載するエンジンは2U-B型でトランスミッションと差動装置は同じく自社で開発したパブリカという車種と同じものだが、最大積載量は通常の軽トラックよりも150kg上回ってデッキも荷物の積み下ろしがしやすく、その上値段も38.2万円という低価格なので、十分に世にアピールできる立派な車両となった。
現在でもあるハイエースを一回り小さくしたミニエースバンがついに登場
50年もの歴史があってマイクロバスにもなりそうな大型乗用車・ハイエースを小型にした「ミニエースバン」はなかなかコンパクトなボディで最高速度は時速110km・最大積載量は400kgまでだったので、小型商用ミニバンとしてすごく役に立っていた。利便性だけではなくもちろん価格も低いので、多くの人から注目を集める。
パブリカ「水平対向エンジンはトヨタなんぞには整備できないくらい緻密んだってさ」
— ミノノジェシー(卍ERHABE XV卍)12/22ホッ会&ミラMTG (@BOBOERHABE) 2018年11月30日
ヨタハチ「えっ!?そうなの!?じゃあウチらはどうやって整備すれば…」
ミニエース「お前らのために俺が犠牲になって人身供養するわ」 pic.twitter.com/c0sQ9R3Iod
自分もミニエースは初めて見ました 話では初代パプリカのと同じエンジンだそうです💦
— kazu (@celica_18rg) 2018年12月16日
新城ラリーは珍しい車も沢山来ます。
— pk.hiro@次は冬コミ? (@pkhiro_) 2018年11月2日
今日はトヨタのミニエースというビンテージカーを初めて見ました。
今作っても通用しそうなデザインです。 pic.twitter.com/6tQIHAncX8
レジャーに使えて7人乗ることが可能なミニエースコーチも進出
7人が楽々乗れてアウトドアにもぴったりなワゴン車・ミニエースコーチはUP100B型は発売された当時たくさんの人から人気を集め、ものすごい馬力のエンジンが搭載されていた。それなのに安全設計や小回り、機動性が十分に活躍したので、これはまさに家庭のマイクロバスという言葉が似合っている。ちなみに名前に使われている「コーチ」は、スポーツを教える先生ではなく「乗合いバス」を意味する単語である。
寝床はミニエース pic.twitter.com/6gFbOgsfzr
— 東裏友希 (@yukihigashiura) 2018年6月2日
ホォーウ!!ミニエースだ!実物初めて見た! pic.twitter.com/thKXYB8xcg
— ミニカーの写真bot @C94日曜日 東O28a (@minicar_love_) 2018年3月17日
マイナーチェンジを実施してさらに進展した
1969年10月に、ミニエースは初めてマイナーチェンジが行われた。内容は換気を促す装置・ベンチレーターを大きくしたり、サイドターンシグナルランプが新たに追加装備されるなどだったが、同じくミニエースの要素を生かしていた、荷物を雨や雪から守る荷台が付いたトラックが上級グレードに進展した。
1975年12月にあれほど活躍していたミニエースは終了してしまった
メンテナンスにもそんなに手間を必要とせず、エンジンが熱くなりすぎないようにする冷却エンジンを搭載していたおかげで、昭和50年に制定された排出ガス規制を達成することができなくなり、ミニエースは製造・販売を取りやめることになった。だけど昭和の時代にたくさんの荷物を運べてレジャーにお出かけするのに役立った実績は、十分に残っている。
製造や販売が終わってもそのスペックを受け継いだライトエースが出ている
例えミニエースが製造・販売されなくなって、街を走らなくなってもその実績を後世に伝える車が出てきている。それは1970年に登場して丁度よい大きさにまとまっていて荷物をたくさん積めることができるような荷室を備えた「ライトエースバン」があげられる。もちろん搭載するエンジンはクリーンとエコロジーに配慮していて、安全装備もきちんとあるので、仕事とかでも役立つこと間違いなし。ちなみにこの車種は2WD・4速オートマチックのタウンエース・バンGLや2WDと5速マニュアルが加わったライトエース・トラックも登場している。
草ヒロNo.048。
— 草ヒロの杜 (@kusa_hiroC) 2018年12月13日
トヨタ・ライトエース。
屋根がめくれあがり、もはや見る影もない草ヒロでした。
僅かに残った屋号から、着物店で使用されていた車両と判明しました。 pic.twitter.com/JCu7TAwyYd
トヨタ ライトエース入荷しました
— りゅうと (@bc_gogogo) 2018年12月13日
5万円での販売です
車検切れのため車検は別途よろしくお願いします。車検費用は5~6万円だと思います pic.twitter.com/nik4f0Vigb
たくさん荷物を積めて人を乗せて走ることができるタウンエースは今でも根付いている
先ほど紹介したライトエースと同じように、ミニエースの系譜を受け継いでいるトヨタ自慢のワンボックスカーは、1976年に登場した「タウンエースバン」も当てはまる。どちらも2WDと4WDの駆動が選べてそれぞれ色が異なるDX、GLの2種類があって、それらは現在でも全国のトヨタのショールーム、ネッツ店で販売されていて、仕事や家庭に役立っている。
タウンエースのサウンドです笑 pic.twitter.com/KhDJVk8FBD
— いしかず (@kazuyoda46) 2018年12月16日
4台目。平成12年式 トヨタ タウンエース アウトドアJr.
— 四号ちゃん (@lowe_bus) 2018年12月12日
どうせ週に一回しか乗れないならこれでいいって購入したシャワー、エアコン、発電機完備の移動自室。主に友人の家の外部コンセントから電気奪ってた。コミケ三連ちゃんの強い味方 pic.twitter.com/ZVZ5XdZMPy
北米進出を目指して作られたマスターエースも忘れてはならない
フロント部分が特徴的なワンボックスカー・マスターエースもミニエースをさらに進展させた立派な車だ。1982年に登場したが、日本国内で走るものと北米で走るものによってスペックが異なり、マイナーチェンジやターボエンジンが加えられたことによって、後継車のエスティマエミーナやエスクァイアも誕生したのだ。
#愛車に出会う経緯
— ひろむんとSkylite Loof (@jzx1009023) 2018年10月30日
夢であるタウンエースワゴンを乗りたくて探していたが見つからず、もう諦めようかと思ってた矢先にヤフオクでたまたまマスターエースがあったので、直接見せて貰えることになり、そのまま即購入してしまった車両。のちに、くっそポンコツであちこち壊れてることが判明した車ww pic.twitter.com/0Lvq3kSSN0
#今日のTraffic
— NAKABOИ (@NakaB_2tc) 2018年7月16日
前方にワンボックスカーが見えて最初はトヨタ マスターエースの北米版「バン」かと思ったが近づくにつれて違うなと思い、車名を見ると"LITE ACE"の文字が。そしてハンドル位置を確認すると右。25年ルールの枠から外れて日本から輸入されたトヨタ ライトエースだった。 pic.twitter.com/a485T6TMb3
50周年を記念して、大きな空間とたくましい走行をそのまま残した特別なハイエースが誕生
ミニエースを始めとする丁度よい大きさのワンボックスカーの原点となったハイエースは、あらゆる改良が加えられて現在でも走り続けている。これは日本国内における車の歴史に大いに貢献していて、過去・現在・未来にその姿を伝えてきた。そして誕生してから50周年の節目を迎えたハイエースは、貫禄が出るようにボディ、色、内装、スペック、安全装備全てにとことんこだわった「特別仕様車・ANNIVERSARY LIMITED」を製造することになった。もちろん座席をたたんで工夫すればたくさんの荷物を積めても車中泊ができ、よりレジャー活動に役立つような構造になっているので、人数が多い家族にぴったりな大型ワゴン車と言っても過言ではない。